the crickets
■ New Mini Album [McGuffin] ライナーノーツ text by 山田 雄大(Vo.)
「McGuffin」とは・・・
McGuffinとは、何かの物語において、登場人物への動機付けや、話を進める為の仕掛けです。 但しそれは、登場人物や読者・観客にとっては重要であるけれど、作品の構造から言えば他のものに置き換えが可能なものです。 このアルバムがMcGuffinならば、「登場人物」、つまり主人公は聴いてくれている誰かです。他にも色んな音楽があるけれど、 その誰かにとってこれが、人生という「物語」の途中で、夢への「動機付け」や、未来へ「話を進める為の仕掛け」の一つになってくれれば幸せです。
1.「Bennu」
ベンヌは、エジプト神話の不死鳥の事です。 その名前には、「鮮やかに舞い上がり、そして光り輝く者」という意味があるそうです 不死は、絶対的理想の象徴。僕達には時間が限られているけど、「君」という理想があれば、強く生きていける。 疲れて枯れ果ててしまっても、寒い中で咲く椿の様に、また輝ける。そんなメッセージを歌にしました。
2.「change」
最初にこの曲を聴いた時、凄く普遍的なものを感じました。 この世の全ての事象は、時間と共に変わります。 出来上がれば、崩れ、栄えれば滅びる。咲いては枯れ、生まれては死ぬ。 太陽でさえ、いつかは無くなります。 でも、一つだけ変わらないものを見つけた。 人の強い気持ちです。 それを、この曲に込めました。
3.「catastrophe」
「明日世界が終わったらいいのに」 そんな風な妄想をする時って、概ね、打破し難い問題を抱えていて、そこから逃げたいと思ってる時じゃ ないでしょうか。 長い間積み重ねて来た努力が報われないと感じた時とか、将来について先が見えなかったりとか。 そういう挫折を味わって、そこから逃げたいと思う。誰でも一度は経験あると思います。 僕も、その常習者です。 明日、世界は終わらないのです。 だから、自分と向き合って、現実に負けないで、強く生きる! そんな思いを込めました。
4.「difference」
人間は様々なものを作り上げて、叡智を極め、この星のトップに君臨し、絶対的な存在になりました。 でも果して本当に、自分達が一番偉いんでしょうか。 個性は有れど、偉くはないし、皆そんなに違わない筈。 もう一度自分達と自分達以外の存在について考えて欲しい。そんな歌です。
5.「none」
今回のミニアルバムでは、概して「人の儚さ」や「生と死」を云わば裏のテーマとしていました。 noneは、6曲の中で一番初めに生まれた曲です。この曲を初めて聞いた時、changeと同様に、凄く普遍的なものを感じた。 人がずっと逃れられない死への不安感や、生への罪悪感。ちゃんと意識はしないかも知れないけど、 人は誰でも何か大きな闇を抱えてて、それと向き合いながら生きていく気がしていました。 でも、それがあるから光る事もあるし、たまにはそこから目を反らして休んで欲しい。 そんな歌です。
6.「茜」
自分の将来への道を進む為に、誰でも色んな犠牲を払います。 「茜」は、その為に、大切な人と離れた時の歌です。 出会って、離れるのは悲しいけれど、それを胸にお互い各々の未来を紡いで行けたら、必ずまた笑顔で会える。 そんな思いを、4つのコードに乗せました。
■ アルバム「McGuffin」に寄せられたコメント
兵庫 慎司 (ロッキング・オン/RO69)
どうやれば歌に命が宿るか、メロディと言葉が人に届くかを、知っているバンドです。
小野 眞一 (100s、フィッシュバスケット、bathbeer)
90’s それから00年代があって、でも今が2011年だって気付かされる。かっこいいな。
松本 明人 (真空ホロウ)
現実という物語を悶々と生きるあなたへ。
誰かと共存する為に必要不可欠な一枚。
この作品で見付けた鍵を手に、大切な人へ普段なかなか言えない“ありがとう”を伝えたい。
「McGuffin」とは・・・
McGuffinとは、何かの物語において、登場人物への動機付けや、話を進める為の仕掛けです。 但しそれは、登場人物や読者・観客にとっては重要であるけれど、作品の構造から言えば他のものに置き換えが可能なものです。 このアルバムがMcGuffinならば、「登場人物」、つまり主人公は聴いてくれている誰かです。他にも色んな音楽があるけれど、 その誰かにとってこれが、人生という「物語」の途中で、夢への「動機付け」や、未来へ「話を進める為の仕掛け」の一つになってくれれば幸せです。
1.「Bennu」
ベンヌは、エジプト神話の不死鳥の事です。 その名前には、「鮮やかに舞い上がり、そして光り輝く者」という意味があるそうです 不死は、絶対的理想の象徴。僕達には時間が限られているけど、「君」という理想があれば、強く生きていける。 疲れて枯れ果ててしまっても、寒い中で咲く椿の様に、また輝ける。そんなメッセージを歌にしました。
2.「change」
最初にこの曲を聴いた時、凄く普遍的なものを感じました。 この世の全ての事象は、時間と共に変わります。 出来上がれば、崩れ、栄えれば滅びる。咲いては枯れ、生まれては死ぬ。 太陽でさえ、いつかは無くなります。 でも、一つだけ変わらないものを見つけた。 人の強い気持ちです。 それを、この曲に込めました。
3.「catastrophe」
「明日世界が終わったらいいのに」 そんな風な妄想をする時って、概ね、打破し難い問題を抱えていて、そこから逃げたいと思ってる時じゃ ないでしょうか。 長い間積み重ねて来た努力が報われないと感じた時とか、将来について先が見えなかったりとか。 そういう挫折を味わって、そこから逃げたいと思う。誰でも一度は経験あると思います。 僕も、その常習者です。 明日、世界は終わらないのです。 だから、自分と向き合って、現実に負けないで、強く生きる! そんな思いを込めました。
4.「difference」
人間は様々なものを作り上げて、叡智を極め、この星のトップに君臨し、絶対的な存在になりました。 でも果して本当に、自分達が一番偉いんでしょうか。 個性は有れど、偉くはないし、皆そんなに違わない筈。 もう一度自分達と自分達以外の存在について考えて欲しい。そんな歌です。
5.「none」
今回のミニアルバムでは、概して「人の儚さ」や「生と死」を云わば裏のテーマとしていました。 noneは、6曲の中で一番初めに生まれた曲です。この曲を初めて聞いた時、changeと同様に、凄く普遍的なものを感じた。 人がずっと逃れられない死への不安感や、生への罪悪感。ちゃんと意識はしないかも知れないけど、 人は誰でも何か大きな闇を抱えてて、それと向き合いながら生きていく気がしていました。 でも、それがあるから光る事もあるし、たまにはそこから目を反らして休んで欲しい。 そんな歌です。
6.「茜」
自分の将来への道を進む為に、誰でも色んな犠牲を払います。 「茜」は、その為に、大切な人と離れた時の歌です。 出会って、離れるのは悲しいけれど、それを胸にお互い各々の未来を紡いで行けたら、必ずまた笑顔で会える。 そんな思いを、4つのコードに乗せました。
■ アルバム「McGuffin」に寄せられたコメント
兵庫 慎司 (ロッキング・オン/RO69)
どうやれば歌に命が宿るか、メロディと言葉が人に届くかを、知っているバンドです。
小野 眞一 (100s、フィッシュバスケット、bathbeer)
90’s それから00年代があって、でも今が2011年だって気付かされる。かっこいいな。
松本 明人 (真空ホロウ)
現実という物語を悶々と生きるあなたへ。
誰かと共存する為に必要不可欠な一枚。
この作品で見付けた鍵を手に、大切な人へ普段なかなか言えない“ありがとう”を伝えたい。
<2005年>
03月 バンド結成
オリジナル楽曲制作、首都圏を中心にライブ活動開始
<2006年>
03月 自主制作ミニアルバム『ランドスケープ』リリース(500枚完売)
10月 ファーストマキシシングル『その未来』全国リリース タワーレコード渋谷店インディーズチャート“10位”
「渋谷CHELSEA HOTEL」にてワンマンライブ開催
<2007年>
08月 セカンドマキシシングル『random walk』全国リリース
タワーレコード新宿店インディーズチャート“7位”
「恵比寿LIQUIDROOM」にてレコ発ライブ開催
12月 EMIミュージックジャパンGREAT HUNTINGにて第52回WEEKLY RECOMMENDに選出
<2008年>
03月 ライブハウス限定シングル『bitter/none』リリース
渋谷CLUB QUATTROにてレコ発ライブ開催
08月 初の全国ツアー「the crickets tour"Where is MARRON HIP"」開催
12月 「渋谷take off 7」にてツアーファイナルワンマンライブ敢行
<2009年>
08月 「ROCK IN JAPAN FES.2009」出演
<2010年>
05月 ファーストミニアルバム『Fortune O’clock High』リリース
05月~08月 全国ツアー「Fortune O’clock High」開催(全13箇所)
08月 「新宿LOFT」にてツアーファイナルワンマンライブ開催(400名動員)
<2011年>
06月8日 BUDDY RECORDSよりニュー・ミニ・アルバム『McGuffin』(マクガフィン)リリース
03月 バンド結成
オリジナル楽曲制作、首都圏を中心にライブ活動開始
<2006年>
03月 自主制作ミニアルバム『ランドスケープ』リリース(500枚完売)
10月 ファーストマキシシングル『その未来』全国リリース タワーレコード渋谷店インディーズチャート“10位”
「渋谷CHELSEA HOTEL」にてワンマンライブ開催
<2007年>
08月 セカンドマキシシングル『random walk』全国リリース
タワーレコード新宿店インディーズチャート“7位”
「恵比寿LIQUIDROOM」にてレコ発ライブ開催
12月 EMIミュージックジャパンGREAT HUNTINGにて第52回WEEKLY RECOMMENDに選出
<2008年>
03月 ライブハウス限定シングル『bitter/none』リリース
渋谷CLUB QUATTROにてレコ発ライブ開催
08月 初の全国ツアー「the crickets tour"Where is MARRON HIP"」開催
12月 「渋谷take off 7」にてツアーファイナルワンマンライブ敢行
<2009年>
08月 「ROCK IN JAPAN FES.2009」出演
<2010年>
05月 ファーストミニアルバム『Fortune O’clock High』リリース
05月~08月 全国ツアー「Fortune O’clock High」開催(全13箇所)
08月 「新宿LOFT」にてツアーファイナルワンマンライブ開催(400名動員)
<2011年>
06月8日 BUDDY RECORDSよりニュー・ミニ・アルバム『McGuffin』(マクガフィン)リリース